2009/03/01

話題作の新映画作品「Delhi 6」

写真:いつも心を訴えるテーマで知られるRakeysh Mehra監督の最新映画「Delhi 6」。オールド・デリーを舞台にした話題作となりました。大ヒットしているサントラは今アカデミー賞で話題のAR Rehmanが作曲。

映画レビュー(日本語)はこちらリンクへ:
。。。「Delhi-6」は、オールドデリーを愛する全ての人に見てもらいたい映画だ。通常の娯楽映画ではないし、あまりにインドの文化の様々なモチーフがストーリーと密接な関係を持って登場するため、インドに詳しくない人には少し敷居が高すぎる展開となっている。さらに、テーマは今では特に目新しいものではなく、途中までは少々退屈でもある。だが、これほどオールドデリーを美しく映画化した映画はなく、デリー映画のひとつの金字塔として高く評価したい。

本作品のヒットしている音楽について(上記リンクより):
。。。「Delhi-6」は音楽も素晴らしい。ARレヘマーンのノリノリの音楽が、オールドデリーの路地に不思議とマッチしていた。アビシェークやソーナムが鳩のマサカリーと踊る「Masakali」は現在大ヒット中。マサカリーを頭に載せて踊るソーナムはとてもかわいい。「Dil Gira Dafatan」は、ニューヨークのタイムズ・スクウェアに、デリーの様々な映像が重ね合わせられるという面白いミュージカルシーンとなっている。これはローシャンの夢の中の映像であるが、ニューヨークとデリーの間のどちらを今後の生活の場として選ぶか迷う彼の気持ちを表すと同時に、ビットゥーに恋をしたことを示すシーンにもなっていた。。。