2009/03/10

インド主流映画界のことを「ボリウッド」と呼ばないでほしい:インド映画俳優

写真:俳優アビシェーク・バッチャン(右)と女優のソナム・カプール(左)、映画「Delhi6」アメリカ市場公開、ニューヨークプレミアの際。

インド映画「Delhi6」のアメリカ市場公開のニューヨークプレミアの際に本作品主人公のAbhishek Bacchan(アビシエーク・バッチャン)がアメリカ映画評論家にこう語りました。「インド映画界は世界最高本数の映画を製作し、世界最高枚数の映画館チケットを販売している映画産業でもあり、本業界としての自らのアイデンティティを十分に所有しています。ホリーウッドとアメリカに製作される映画に対しては相当な尊重感を持ちますが、インド主流映画産業のことをホリウッドと似た名前で呼ばれるのがフェアではないと思います。残念ながら、なかなか離せない存在の言葉になってしまっています。。」ということでした。元々、この言葉は欧州のメディア(イギリス発)が名づけた言葉で、ホリウッドのHの代わりにBombayのBを入れ替え、ホリウッドに次ぐ存在という意味合いを示す言葉作りでしたが、順々と世界メディアに広がっていき、一般的に使われるようにもなりましたが、インド映画界ではいわゆる面でずっと嫌がれる存在の言葉上、上記の俳優Abhishek Bacchan同様、ほか俳優も色々な記者会見の際にも同意見を示してきました。Bombayからボリウッドと名づけられたに対しては、この30年間以上、インド国内だけではなく、海外駐在インド人だけに限らず、多数の国々で外国人視聴者に堪能されてきた映画の産業でもあり、その言い方ではなく、「インド映画産業」、または「ヒンディ語映画産業」と呼んでほしい気持ちがインド映画界では相次いで耳にすることが続きます。

アメリカ名映画評論「Film Journal」HPより:
。。。"Don't call it Bollywood": Indian superstar Abhishek Bachchan discusses his country's giant movie industry. "We prefer 'the Indian film industry,'" he says gently. "We're the largest film industry in the world, we make the most amount of films in a year and sell the most amount of tickets, so I think we have our own identity. We have the utmost respect for Hollywood and the films made in the United States, but I think it wouldn't be fair to name the Indian film industry after Hollywood. Unfortunately, it's come to stick and it's in the dictionary and I don't think we'll get away from it."。。。

全文はこちら直接リンクへ:
http://www.filmjournal.com/filmjournal/content_display/esearch/e3ie05a38638979f59ed9a39f42d2cb1cf7