オリンピックとアジア大会に次ぐ3位とされるスケールのコモンウェルスゲーム(英連邦競技大会)が今回現在まで6700名の選手が参加上規模最大の大会となり、英連邦に所属する71カ国や地域のスポーツ選手が参加し、ニューデリーで開かれていたコモンウェルスゲーム(英連邦競技大会)が14日夜、閉幕を迎えました(以下写真とビデオ動画)。開催前時点では準備の遅れなどが問題にされ、インド内外からのメディアによる大騒ぎを招いていた大会は大成功に終わりました。開会式イベントのスケールと豪華さ、逆転と見られた素晴らしいセレモニーやプレゼンからはじめ、12日間に及び開催された全てのスポーツ試合が無事終了しました。不安と疑問を抱えていたインド国民も評価しただけではなく、海外のメディアの厳しく批判をしてきた特にイギリスとオーストラリアの厳しいメディアジャーナリストも拍手で歓迎し、その最終的な記事には「驚いたほどの反転だった、あれほど批判するものではなかった、メディアに厳しくやられ過ぎた、期待以上に素晴らしく終了」などで終わりました。また、閉場式ではCWG大会世界会長のMike Fennell氏が開始前にかなり心配をしていたに対し、「治安、交通など最高だった。会場は世界レベルだった」などとインド側をたたえてくれました。また、実際参加した選手たちも最終的には心配と聞いてきた「食事、宿泊、交通、安全面」など面が非常によくできていたと評価をされた上で終了しました。選手たちのインタビュー内容はインド国内メディアが取材した際のみではなく、海外メディア対象の取材の際も同じでした。
大会はインドの経済成長を国際社会に印象づける効果があったとみられています。一応、インド選手団が最終的に101のメダルを獲得し、全体的なメダル獲得数では2位で終わり、インド国内では国民からはじめ、通常厳しいとされるインド国内メディアにも大会そのものが称賛されました。
今回の大会を開催したことで、ニューデリーのインフラ整備は力を入れられ、かなり前進をしたと言えます。経済効果は50億ドルと言われているものの、一方、全体的な費用の最終的に公表された数字(10月20日公表、以前はより高い数字が報道されていました)としては27382 Croreルピーの約6085億円ほどの費用がかかってしまい、予算オーバーをしてしまったことが国内ではまだ否定を受けていることには変わりありませんが、長期的に言えば、インフラ整備改良による効果もそうでしょうが、何よりも現在からはじめ(2025年までそうです)世界で最も平均年齢が若い国のインド国内の若い人たちに与えたスポーツに対する熱烈とこれからのスポーツに対する大きな夢が最大の効果だと言えます。 写真について:以下は閉場式からの写真で、インド文化関連が中心にプレゼンされましたが、いつもの習慣に合わせ次回英連邦大会のホスト国に確定しているスコットランド国からの「2014にスコットランドへ。。」と歓迎の民族舞踊及び象徴的な建物組み立てプレゼン(20分程度。写真は一番下の3枚))なども行われました。当閉場式には言うまでもなく、大会に参加をした選手団も全て参加し、インド音楽やボリウッド曲演奏に合わせ踊ったりし、その盛り上がりが見物でした。