2010/08/17

インド:ブルーレイ製品競争激化




写真:インドのヒンディ語映画(ボリウッドとも呼ばれる)大ヒット作のブルーレータイトル(上)、本年5月にソニー・ピクチャーズインドがそのインド市場での洋画ブルー・レータイトルを年間500枚に増やすと公表された際(中)、安いプレヤーのS-370型(下)、1万ルピーを切るところが良いと見られている。一応、ソニーピクチャーズ以外のホリウッドスタジオからも多数タイトルが販売されている。今年秋からはインド映画を中心に、洋画タイトルがより増えていく見込みとされている。

 

2012年頃でのブルーレープレヤー市場は50万台と見込まれていて、ソニーインドとしてはそのうち30万台、およそ60%を押さえたいと話しています。この1-2年間一般DVD屋に足を運ぶと、必ずブルーレータイトルコーナーがあり、見ているうちに数十枚数から数百枚数に増えてきました。普及に対する最大ネックはハード、ソフト価格とDVDソフトの安い価格との比較だと無難に言えます。DVDプレヤーのメーカーが多いことや機種の安いバラエティからはじめ、DVDソフトが相当安くなっている現在、ブルーレー・ディスクの価格は高価に見えてしまいますが、画質、音質に拘る人には目がないものと言えるでしょう。以前DVDソフトが出た頃も高価な価格からはじまりましたが、インド国内生産による大量生産と消費物扱いでかなり安くきた同様ブルーレーディスクも期待されています。DVD映画デイスク生産の大量生産及びとても安く販売することが実現できたインドの世界最大空DVDディスク枚数を生産するMoser Baer社が例えば、今後Blurayでも似たことが実現できれば、ソフトが安くなってハードも期待以上に売れるかもしれませんが、現時点では今の高価なディスクを購入するしかありません。


今年ハイビジョン放送も本格的にはじまり、それを見慣れた人がより綺麗に映画、などが見られるというメリットの中でブルーレーは欠かせないものとなっていくかもしれませんが、早くそうなることを期待したいところでしょう。現在ソニー以外にはSamsung、パナソニック、LG、Philips、Pioneer、ほか一流メーカーのブルーレープレヤーが販売されています。また、去年からはじまったばかりですが、MovieMartというオンラインDVDレンタル屋からブルーレーオンラインレンタルも始まっています。次に、インド最大オンラインDVDレンタル会社のBIGFLIX(http://rental.bigflix.com/bigflix/Home)からブルーレーソフトレンタルを期待したいところです。-タネジャ


関連情報:

インドブルーレイ製品競争激化

インド新聞 - ‎201083
。。最も安いブルーレイ・ディスク・プレーヤーは9-1万ルピー。ここ3カ月で40%以上値下げされたが、今後の秋の祝祭シーズンに向けてさらに安くなるという。ソニー・インディアの木村営業責任者は「ブルーレイの需要は高まってきている。今後2年間で30万台の売り上げを目指し、市場シェア60%を獲得したい」。。。この半年間でヒンディー映画のブルーレイ・ディスクは15枚販売されたが、価格帯は500-800ルピー。ハリウッドなどの外国映画のディスクは1400-1600ルピーで、通常のDVDディスクに比べると高級品となっている。。