2010/06/22

インドメディア大手リライアンスとアメリカCBSがインドで新合弁企業を企画


写真(上):リラアインス(ADAG)グループ会長のANIL AMBANI氏

インドメディア大手のリライアンスブロードカースト・ネットワーク社がインド市場において米メディア大手CBSと50:50の合弁企業を企画していることを発表しました。翌5年間$100 Million(約100億円)の共同投資上新しいテレビチャンネルを立ち上げる企画で、英語エンタメチャンネルを多数運営する見込みです。数年前から既に存在していて人気の英語エンタメチャンネルのStar World, AXN, Foxと ZEE Cafeに続けて海外、特にアメリカからの娯楽シリーズ、洋画などを放送する専門局になるでしょう。この8-10年間海外娯楽テレビシリーズのFriends,Sex&TheCity,ほかの人気上昇につれて、元々はニッシュな市場でしたが、順々と大きくなりつつあります。また、洋画の人気も増えつつあり、8-10年前から洋画専門チャンネルのStar Movies, HBO, Zee Studio、そしてこの2年間はワールド映画専門局のUTV World Movies、NDTV Lumiere、が順調に伸びています。この合弁上、恐らく洋画専門チャンネルも登場することでしょう。合弁企業の名前はリラアイアンスがメディアビジネスで持つブランドネームのBIG(シネコンチェーン、FM、DTHほか)とCBSで「BIG CBS」となるそうです。チャンネル自体は来年はじめ立ち上げの予定です。リラアイアンスが運営する衛星DTH放送サービスの「BIG TV」上放送されるはずです。インドは今年から本格的なハイビジョンHD放送も開始したので、これらのチャンネルはどちらになるかは不明ですが、ハイビジョンで始まってもおかしくないと言えるでしょう。CBSはアメリカ最大の放送ネットワークで、アメリカ全国で大人気シリーズの番組を多数抱えている大型テレビメディアネットワークです。