2010/06/03

南アで開催のFIFAサッカ世界選手権のメイン・アンサム曲はインド作曲家組みが作曲

写真:インド人名作曲家のSalim-Sulaiman兄弟。インド映画サントラからはじめ、海外でも活躍してきている。
南アフリカで開催予定のFIFA世界サッカー選手権におけるFifaのAnthem(メイン曲)はインドの作曲家兄弟のSalim-Sulaimanが作曲することになっています。作詞はSalim氏の奥さんのインド人作詞家且つ歌手のJeanne Merchantが手がけていて、歌うのは南アフリカの名R&B歌手のLoyiso Balaとなっています。尚、Salim-Sulaiman兄弟が録音を行っただけではなく、FIFAの開会式の6月10日に実際に現場でライブを実施することになりました。このFIFAテーマ曲以外に二人が手がけたインド映画のある大ヒット曲も現場で歌う予定だそうです。この5年間ヒンディ語のインド映画(ボリウッドとも呼ばれる)で大活躍をしてきて、2008年のヒット映画「Chak De India」、ほか多数のヒットサントラと曲で知られています。去年の最優秀映画部門でアカデミー賞を受賞した「スラムドッグ・ミリオネア」のサントラを作曲したインド人作曲家A R Rehmanに続け、この二人の正式な国際登場とも言えますが、インド映画におけるサントラや作曲がメインでも実は去年アメリカのあるテレビ番組の作曲を担当し、Emmy賞にもノミネートをされました。