2010/07/11

「ミリオネア」インド版シーズン4が再スタート:今年からはSONYテレビで




写真:シーズン1・2の司会をしたベテラン大物映画俳優アミタブ・バッチャンが本年再スタートのシーズン4の司会に戻る(上)、シーズン3司会の大物映画俳優ShahRukh Khan(中)、洋画「スラムドッグミリオネア」のストーリーにも登場した本番組(下)

インドテレビ放送市場で2000年に初の膨大な金額をトップ賞金にした番組「ミリオネア」のインド版「KBC(Kaun Banega Crorepati)」の初シリーズの司会の映画ベテラン大物俳優のAmitabh Bacchan(アミタブ・バッチャン)が本年秋からスタートする予定のシーズン4の司会をすることが確定しました。シーズン1,2以降は興味を示さず、大物俳優のShahRukh Khanがシーズン3の司会をすることになった以降、番組自体が3年ぶりの再スタートとなります。また、今回はそれまで放送したチャンネルのStar Plus総合チャンネルはライツライセンス契約が終了したことからSONYチャンネルでの放送に代わります。バッチャン氏はこの数年間大型映画などには出ていなく、中型予算の映画でどちらかと言えばリアルで真面目な映画を中心に出ていても一般的な人気度は上昇する一方です。その毎日のように書くブログやTwitterコメントも若者に人気が上がるばかりで今回のKBCでリピート司会に決まったそうです。ところが、シーズ3での一般参加者に対するトップ賞金が5千万ルピー(当時為替で約1億1千万円)だったところ、シーズン4からは元の1千万ルピー(約2千万円)に戻るそうです。

司会のギャラ面では未公開ですが、インドテレビ放送市場では2000年以降毎年のようにテレビで登場する映画スターたちへの報酬が高まる一方で、去年のSalman Khan俳優が登場したSonyテレビでの番組エピソード1本あたりのギャラが1千万ルピー(約2000千万円)だったことから、KBC4の司会となるバッチャン氏も似た金額になっていてもおかしくないと言えるでしょう。通常であれば、一つのシーズンは50回を上回るエピソード回数となります。