2009/08/03

インドで今年も「黒澤映画祭」、そしてDVD販売

インド国内における国際映画ファンに大人気の黒沢監督の映画作品が今年100周年ということで7月24日~9月末にかけてインド国内主要都市部のコルカタ、バンガロール、ムンバイ、ニューデリーにおいて「黒沢映画祭」として開催されることになっています。黒澤監督は昔からインド国内映画ファンに知られ、国際映画祭と言えば、必ず思い出されるほど映画歴史そのものの中、欠かせない存在となってしまっています。インド国内DVD配給や販売企業のShemarooが今年の映画祭の主催をするほか黒澤映画をDVDでも販売する予定です。黒澤作品は知られていて、DVDはほかワールドシネマ作品と共に昔から販売されていますが、Shemarooが監督の人気度と合わせ、DVDライツを手にし、そのワールド映画DVDシリーズに加えることにしています。実はこの2年間インド国内でワールドシネマが映画ファンの間に流行り始めていて、24時間専門チャンネルが2局登場し、人気度があがりつつあります。そういったチャンネルではヨーロッパ、アジアの優秀作品が放送され、この10年間制作された日本映画も登場しています。

それで言えば、去年のデリー国際映画祭で黒澤清監督の現代作品「東京ソナタ」が最優秀賞を受賞しました。関連情報は本HPこちらリンクへ:『トウキョウソナタ』インドで最高賞受賞