2009/04/26

インドの人気テレビCMの続編にトム&ジェリーが登場:インド国内制作2Dと3Dアニメ

動画:飴のAlpenliebeのインド国内向け人気テレビCMの続編にトム&ジェリーが登場。下の「HQ」ボタンを押せば、ベターな画質で見られます。

インド国内テレビCMでは従来のよく使われるCGIからはじめ、2Dや3Dアニメ利用がより増えていますが、インドの子供に相当な人気キャラのトム&ジェリーのインド国内制作アニメが初めてこのCMで使われることになりました。現在放送中のAlpenliebe(アルペンリーベ)の飴のCMです。前編ではメインキャラのワニのみが人気となったCMでした。トム&ジェリーの2Dアニメ制作はムンバイのあるアニメ制作スタジオで、ワニの3Dアニメは別のムンバイ企業でした。前編CMでは3Dアニメの奥行き感のある、かなりリアルなワニちゃんはかなり人気ものとなり、続編もほぼペット扱いになってしまっています。ところで、インドは昔から日本ではかなり強みと言われてきた手書きの2Dアニメ分野では遅れていました。が、3Dの方ではかなり進んでいるといわれ始めています。その違いは本CMでも明らかに見られ、2Dアニメのトム&ジェリーに比較すれば、3Dアニメのワニの方が遥かにきれいにできていることからはじめ、その動きもスムーズなことが明確に判ります。

対象のITソフトウエアを使う人材や開発するIT企業、デジタル・アニメ専門学校が普及していることが理由にされています。既に3D映画も制作されていて、去年のインド国内制作の3Dアニメ映画の「Roadside Romeo」は国際的に課題になりました。(以前ポストのこちらを参照: インド国内製作3Dアニメ映画、国際アニメ賞の優秀効果部門にノミネート )

2009/04/24

ロサンゼルスでインド映画祭開催

ロサンゼルスでインド映画祭開催
Variety Japan - ‎4月24日
。。インドの巨大企業Reliance Big Entertainmentによるドリームワークス買収などでインド映画界がますます世界の注目を集める中、21日(火)からハリウッドで第6回インディアン・フィルム・フェスティバル・オブ・ロサンゼルス(IFFLA)が開催されている。 IFFLAは“インド映画を紹介しながら、エンタテインメント業界の人々やその他のビジネス・エグゼクティブらの功績をたたえ、世界各国に広がるインド人の多種多様な視点の宣伝を目的として”行われている映画祭。6日間の会期。。

2009/04/23

インドエアテルが初の民衆向け16メガブロードバンドインターネットサービス開始、テレビCM動画

動画:インド最大の通信民間大手Airtel(エアテル)が開始した民衆向けではインド最速の16メガのブロードバンド・インターネットサービスをプロモートする人気のテレビCM。メッセージとしては「いつも急いでいるあなたをもう待たせない。。」という内容。日本からすれば、16メガはそれほど早い速度に聞こえないかもしれませんが、日本では法律上、家の外の電柱からモデムまでの速度を営業キャンペーン上使われることが許されるに対して、インドは法律上、ほぼ実速度となっている。実用速度的に言えば、日本で宣伝される100メガとの違いをほぼ感じない速度で、インドでは今までビジネスにしか使われていなかった速度が家にもやってくることになる。現在住宅でのADSL回線は256kbps~2メガ(実速度)が多い。


インド国内HPより:
Airtel pioneers 16 Mbps broadband in India
Economic Times - ‎Apr 6, 2009
‎NEW DELHI: Bharti Airtel has pioneered 16 Mbps broadband - the fastest wireline broadband on DSL in the country. This service, powered by Airtel's Carrier ...

2009/04/20

インドプロ・クリケットリーグIPL2:テレビ放送ライツが1600億円で売却

写真:4月18日のIPL2開始日のインド国内代表的な新聞の第一面の広告「盛り上がるインド」(上)。つのプロ・チームはインド国内それぞれの州と都市部の8つの地域を代表するが、選手はそこ出身の名インド人選手からはじめ、イギリス、オーストラリア、ニュージランド、ほか外国の名クリケット選手も普通に入っている。初日の試合前のインドHyderabadチームをサポートするチアリーダーたち(中)。デリーとパンジャーブチーム間試合のバットを持つインド人選手が「アウト」瞬間写真(次)。カルカッタチームオーナーのセレブShahRukhKhanとパンジャーブチームオーナーの女性セレブPreity Zinta(次)Rajasthanチームのインド人セレブオーナーのシルパーとそのチームキャプテーンのオーストラリア名選手Shane Warne、インドのある保険会社とのタイアップ記者会見の際(次)、JaipurチームオーナーのShilpa(ターバン)、カルカッタチームオーナーの映画セレブのShahRukhとムンバイチームオーナーの実業家Ambani夫妻、チアリーダーたち(次)。以前、ニュージランドの首相とパンジャーブチームオーナーのインド女優セレブのPreity Zinta。以前記者会見の際のBangaloreチームオーナーのKingfisher社長Mallya氏(左)とインドクリケット協会BCCIの中でIPLの発想を実現した設立者の(下)Lalit Modiさん(下)。今年もそれぞれのチームとクリケット選手権が入札上、高価で買収された。
去年圧倒的なテレビ視聴を確保したインドプロクリケットリーグのIPLのシーズン2は今年南アフリカで開催することになっています。4月18日~5月24日まで続くIPL2は今年の場合は現場からの中継放送ですが、今年のテレビ放送著作権利ライツは以前よりかなり高価なものとなりました。MSM(元ソニーエンタテイメントTV社)とWorld Sports社が公式国際共同放送パートナーと確定し、インド市場からはじめ、世界市場放送に向けIPLの主催組織のインドクリケット管理協会のBCCIと新たな9年間契約に入りました。ただ、今年から2017年まで続く毎年のIPLテレビ放送権利額が以前よりかなり高く、BCCIが以前のほぼ倍の820億ルピー(現在為替レートでは約1640億円)で売却上、アメリカ並みのスポーツ放送ライツに決まった額です。それでもライツを購入した先に収入になるかについては、インド国内ではクリケットが単なるスポーツの存在ではなく、ある意味宗教的な存在のマニア人気度でもあり、開催・放送期間中はネット、携帯電話での関連情報が殺到しますが、もっとも得するのがテレビ放送と言え、放送中のCMがメインの収入源になります。来年からはじめ、IPLのHD(ハイビジョン)放送の見込みが強く、都市部・副都市部ではより人気が上昇するはずだけではなく、対象テレビ販売につながる可能性もあります。それで言えば、今年もIPL開始前からインドにいる日本企業、ほか家電メーカーの対象営業活動は続きます。

「IPL」とは:以前関連情報リンク:
インド「プロ・クリケット」登場:入札上の売却額770億円


インド発信のクリケット情報の最新アップデート(日本語)
知っていましたか?日本にもクリケット協会があります。試合も行われます。
日本クリケット協会HP
http://www.cricket.or.jp/

インドテレビ番組視聴率調査:最高に人気が高いのはクリケット

表:毎月行われるインド国内テレビ・ラジオ視聴率調査の結果(表を拡大するにはクリック)。本データは事例として今年2月のものにしましたが、全体的に最高の視聴率を誇る番組別類ではさすがの大人気スポーツ「クリケット」の生中継放送時間帯です。トップ10の視聴率番組類を順番で言えば、1位、6位、7位、8位、9位ともクリケット試合の中継時間帯だったことが判ります。インドは映画マニア国と呼ばれる同様、スポーツではクリケット・マニア国である、と言っても間違えではないでしょう。クリケットの次ぎに人気なのが家庭向けのファミリードラマがメインで、その後はこの3-4年間圧倒的な人気上昇一方のリアリティ番組シリーズそれぞれ、ほかです。

インドは多言語国でもあり、全ジャンルの国内の番組視聴順(丸いグラフ)では一応国語のヒンディ語(映画・テレビ番組が最も多い)の視聴率が全体視聴中の最も多い26.4%で、ほか言語では22.4%の視聴を占めます。また、ヒンディ語映画(ボリウッドとも呼ばれる)専門チャンネルがとても人気で、テレビの全体的な視聴内の11%も占めます。それ以外のジャンルではキッズ向け番組、各専門チャンネル、ヒンディ語ニュース番組、ヒンディ語映画以外言語の映画放送、 スポーツ、ほか言語ニュース、音楽系番組、地方向け音楽系番組、InfoTainment(情報+娯楽番組)、洋画、宗教関連、英語ニュース、ビジネス専門ニュースと英語総合エンタテイメント番組ということになっています。

ちなみに、インドはニュース専門チャンネルが多く、実は現在世界最高のニュース専門チャンネル数国になってしまっています。こちらは国内ヒンディ語と英語チャンネルのそれぞれの人気度ランキングです。ラジオ人気ランキングはどれも都市部の民放FM局ですが、ほとんどがインド国内映画サントラ音楽またはプライベートアルバム音楽と情報が中心です。2年前から専門的な内容の女性専門FM局も登場し、これからより専門的な内容のFM局が登場する見込みです。ラジオ視聴の時間帯で言えば、日中ではかなりな人気度ですが、夕方以降はテレビにやられ、ほとんど仕事から帰りぎわの車内視聴が高いです。


2009/04/18

インド国内セレブのブランド契約調査:トップ5セレブ、女性セレブではKatrinaが1位、動画

動画:Katrinaの去年とても人気になったインド国内マンゴジュースの「Slice」のテレビCM「Aamsutra」(上)。「Aamsutra」とはインド古代のKamasutra(カマスートラ)をかるく意識したニュアンス(Aamはマンゴのこと+Sutra)で利用。

動画:インド国内宝石専門(特にダイア)ブランドの「Nakshatra」の去年テレビCMに出演の人気女優Katrina(上)

写真:ヒンディ語映画界(ボリウッドとも呼ばれる)の現時点トップスターのShahRukh Khan。

インド広告産業では毎年のように業界内正規調査上、ブランドまたは製品契約数をしている国内セレブにおけるデータが公表されます。今年の公表では女性セレブランキングで最も契約数が多いのはインド映画(主流ヒンディ語映画、ボリウッドとも呼ばれる)女優のカトリナ・カイフで、11のブランドとの広告・テレビCM出演の契約に入っていることが判りました。映画界では元々「飾り物」とされてきた可愛い派と呼ばれるKatrina Kairは最近の映画では実力派の演技に近づいてきたと言われつつありますが、何れ、数年も前からテレビCMでは圧倒的な人気度が続きます。ちなみに男性セレブでは続けてトップ映画スターのShahRukh Khan俳優が21のブランドとの契約で、その次はクリケットスター選手のDhoni(20のブランド)、映画俳優のHrithik Roshan(12)、Saif Ali Khan(11)、の男性たちに次ぎ、カトリナ女優が全体内のSaif Ali Khan同様の11のブランド契約上、同4位となっていることからその人気度とアピール力が把握できるでしょう。

ところが、
ブランド契約ギャラは全体的な人気度を計測上決まるもので、カトリナは広告・CM契約1本の契約ギャラとしては6000万円~7000万円(1年間契約が多い*11本)が普通ですが、この辺は男性セレブのトップ3に比較すれば落ちます。トップセレブの俳優ShahRukh Khanは契約1本(1年間)で1億円~3億円に及びます。それが21社のブランドを抱えるShahRukhのブランドだけの年収がかなりな金額になります。2位の男優のHrithikも1つのブランドでは同様のギャラです。言うまでもなく、俳優の場合は映画やテレビ出演から発生する金額はこれらのブランディングギャラとはまた別です。クリケットスター選手の場合、テレビCM以外には各試合からです。

インド国内HPより:
Katrina is top female star in advertisement world
MyNews.in - ‎Apr 10, 2009
New Delhi : Katrina Kaif’s queen bee status in Bollywood is once again confirmed. She has emerged as the top female celebrity endorsing for maximum number with 11 ...Superstar Shah Rukh Khan grabs the top slot with 21 advertisers, followed by M.S. Dhoni (20), Hrithik Roshan (12), Saif Ali Khan (11) and Katrina (11)....

2009/04/17

完全にインド国内開発のプレー・ステーション2ゲーム、初日に1万本売れる


写真:プレステーション2対応ゲーム「Hanuman」(下)。コンセプトから開発まで手がけたインド国内ゲーム開発会社の上層部責任者と公表の際に集まったPS2ファンの対象年齢の子供たち(上)。

発売初日に1万本も売れてしまったPS2ゲームの「Hanuman」はヒンズー教徒の名叙事詩「ラーマーヤナ」の中に登場する猿のキャラクターですが、とても力持ちで、しかも主人公の神々にまで手助けをする可愛く、好かれるキャラクターです。しかも、飛ぶことができる超能力を持つことからインド国内の同名テレビシリーズでも子供たちに大人気を呼んだ番組となりました。続けて、インド国内でアニメ映画化もされ、そのパート2まで売れたことから人気が収まらない中、このゲームが開発されたことは自然な進展だと言えるでしょう。著しいのはソニーのゲーム開発標準に合わせ、インド国内ゲームメーカー会社が開発し、売れたことだと言えるでしょう。

ちなみに、PS2はゲームの中で数年前から人気でいまだに売れますが、最近はPS3と任天堂のWiiがの人気が向上しています。
インドのゲーム市場をソニーが有望視
iNSIDE - ‎2009年4月15日
‎BusinessStandard紙は、ソニー・コンピュータエンタテインメントヨーロッパ(SCEE)がインド市場を有望視しているとする記事を発表しています。 SCEEは3月25日にオリジナルのプレイステーション2用ゲーム『Hanuman : Boy Warrior』を発売し、初日に1万本を販売しました。 ...

2009/04/16

インド音楽通して音楽創造を 神戸のグループ

インド音楽通して音楽創造を 神戸のグループ
神戸新聞 - 4月16日
インド音楽の演奏・研究の第一線で活躍するHirosこと中川博志さん(59)が、アジア諸国の音楽を専門とするゲストを迎え、演奏と対話を通じて音楽の可能性を広げる試み。「西洋とは全く違うシステムを持ち、日々、新しいものが生まれるインド音楽をレンズにして、本当の意味での『自分たちの音楽』を創造するヒントを見つけたい」と。。

2009/04/14

インドAR ラフマーンと日本の久石譲が浅野ただのぶも出演のインド映画サントラで共同作曲へ

写真:インド作曲家のARラフマーン(右)が東京で久石譲さん(中)とインド人監督のBharat Bala(左)といっしょに打ち合わせの際。鎌倉大仏も訪問(上)

南インド映画界の名監督Bharat Balaと俳優兼ProducerのKamal Hassanのケララ州の古代武術の「Kalaripayattu」を舞台にした新作映画は日本も課題に入っています。インドからはKamal Hassan、人気女優のAsin、そして日本からは俳優の浅野ただのぶさんが主演することになっていて、作曲はインド大物作曲家のラフマーン(インド映画サントラ、米ブロードウエー、洋画サントラ作曲)と日本の映画サントラ名作曲家の久石 譲さん(宮崎アニメ名作の多く、ほか映画サントラを作曲)が手がけることに確定しています。4月6日に東京において洋画「スラムドッグ」でこの間アカデミー賞を受賞したラフマーン作曲家、本作インド人監督、そして共同製作相手の米Disney側からのメンバー、久石 譲作曲家を合わせ、打ち合わせ会が行われました。本作は大型映画で、予算は約50億円ですが、現在はリサーチと脚本作成中段階です。

source:toi

2009/04/13

アカデミー賞受賞のインドA.R.ラフマーン:初の来日

写真:この間映画「スラムドッグ」でアカデミー賞を受賞したインド作曲家のARラフマーン。People誌インド版のカバーに。

インド人作曲家と演歌歌手・チャダがアカデミー作「スラムドッグ$ミリオネア」を熱くPR
webザテレビジョン - ‎2009年4月9日‎
4月18日(土)に公開される、'08年度米アカデミー賞で最優秀作品賞ほか8部門に輝いた話題作「スラムドッグ$ミリオネア」の音楽を担当したインド人作曲家、ARラフマンが初来日し、7日、都内で会見を開催。同じインド人として本作を応援したいと、インド人演歌歌手のチャダ ...

2009/04/12

インド初のハイビジョンテレビ放送登場:国内衛星DTHより、次はハイビジョン競争?

インド国内衛星テレビDTH(パラボラアンテナで直接受信するサービスのこと)プロバイダーのSUN DIRECTがインド初の待ち遠しいハイビジョンサービス上、チャンネルを2局放送しはじめました。SUN DIRECTは全国対応のサービスですが、南インドをベースとした企業で、南インドに人気のテレビチャンネルも運営していて、最初は南インドのタミル語とテルグ語のハイビジョンチャンネル2局を放送からはじめ、翌8ヶ月内続けて計8チャンネルに増加させていく予定です。次は既にに人気の英語ナショナル・ジョーグラフィックチャンネルとDiscoveryのドキュメンタリーチャンネルのHD放送が予定されています。SUNは現在インド国内通信衛星のINSAT4Bを利用していて、HDチャンネル増加には追加衛星トランスポンダーの申請もしているそうです。従来の標準(SD)サービスではSUN DTHが130チャンネルを放送していますが、既存のお客様でも新しいハイビジョン(HD)対応デコーダーを購入しなければなりません。ハイビジョン用のデコーダーは1万ルピーで販売され、HD1チャンネルが月100ルピーずつの仕組みとなっています。ハイビジョン放送サービスを購入してくれると思われる客層はプラズマや液晶テレビの16:9(ワイド)テレビを所有の都市・副都市部の中間層が対象ですが、毎年販売台数が増えていて、2010年に続けて150万台のハイビジョン対象液晶テレビが購入される見込みと、より高画質・高音質でテレビが見たいという客層をターゲットし、1年目では60000~70000の新規顧客を期待しているそうです。また、来年の2010年でデリーで開催予定の英連邦国大会がハイビジョンで放送されると確定している中、時期としてもより課題になることがSUNにとってはハイビジョン放送の売り込みにもつながると言えるでしょう。

DTHサービスプロバイダー間の競争が既に激しく、Sunを合わせ、計6社のDTHプロバイダーが1000万世帯を及ぶお客に(ケーブルテレビを合わせれば8000万世帯)、それぞれ60~150チャンネル放送している現状の中(7つ目のプロバイダー「D2H」が4月末から放送開始予定)、何か独自な内容やサービスを、と狙いにされ、積極的な営業キャンペーンが相次ぎます。しかも、国内法律・規制上、どのDTHプロバイダーもあるチャンネルを独裁契約・放送ができない状況(ほかのプロバイダーが乗せたいと希望すれば契約を結び、すぐに放送できる)の「視聴者優先」の中、課題になり、より相応しいとも言えるサービスでしょう。また、翌3年内DTH加入世帯数が今の3倍の3千万世帯と見込まれ、中間層の購買力が向上している中、さきがけて先端サービスを開始することには意味があります。続いて、ほかのDTHプロバイダーのAirtel、BIG、DishTV、Tata Skyも1年内にハイビジョン放送を予定してにいます。現在は世界同時不況の中、DTHサービスは赤字が出ていても、客数を増やさなければ黒字に近づかないことから何れサービス内容をアップグレードしていくしかないでしょう。そういった状況で、次は「ハイビジョン競争」になっていってもおかしくないと言えるでしょう。

以前関連情報:

インドで衛星テレビ活況、DTH加入者1000万世帯、ケーブルとの合計8000万世帯を上回る

http://indomediajoho.blogspot.com/2009/03/blog-post_03.html

2009/04/01

インド国内インターネットサイト人気度ランキング

この表のとおり、インド国内インターネット利用における2月の最新データです(拡大するには表をクリック)。全体的な人気度ではGoogleインドがトップで、次はGoogle.comです(左)。サイト類別では、「検索」分野内Googleインドが相変わらずトップで、二位は「総合サイト」で人気のYahoo(中)。ページクリック回数ではYahooが最もアクセスされ、インド国内インターネットユーザーの78%がYahooメールとチャットソフトを利用した。その次は ソーシャル・ネットワークサイトのOrkutインドサイトです(右)。オンライン広告メディアの上々の普及率が広告業界で課題になっていて、従来の広告産業でも重視されている分野です。