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インドは多言語国でもあり、全ジャンルの国内の番組視聴順(丸いグラフ)では一応国語のヒンディ語(映画・テレビ番組が最も多い)の視聴率が全体視聴中の最も多い26.4%で、ほか言語では22.4%の視聴を占めます。また、ヒンディ語映画(ボリウッドとも呼ばれる)専門チャンネルがとても人気で、テレビの全体的な視聴内の11%も占めます。それ以外のジャンルではキッズ向け番組、各専門チャンネル、ヒンディ語ニュース番組、ヒンディ語映画以外言語の映画放送、 スポーツ、ほか言語ニュース、音楽系番組、地方向け音楽系番組、InfoTainment(情報+娯楽番組)、洋画、宗教関連、英語ニュース、ビジネス専門ニュースと英語総合エンタテイメント番組ということになっています。
ちなみに、インドはニュース専門チャンネルが多く、実は現在世界最高のニュース専門チャンネル数国になってしまっています。こちらは国内ヒンディ語と英語チャンネルのそれぞれの人気度ランキングです。ラジオ人気ランキングはどれも都市部の民放FM局ですが、ほとんどがインド国内映画サントラ音楽またはプライベートアルバム音楽と情報が中心です。2年前から専門的な内容の女性専門FM局も登場し、これからより専門的な内容のFM局が登場する見込みです。ラジオ視聴の時間帯で言えば、日中ではかなりな人気度ですが、夕方以降はテレビにやられ、ほとんど仕事から帰りぎわの車内視聴が高いです。