ホリーウッドが長年頑張ってきたインド映画配給市場、いくら頑張っても大型洋画の売り上げがインド国内映画、特にムンバイ発の国語ヒンディ語の代表映画にかなうことができず、現在まで最も売り上げが高いと言えた作品でもインド映画トップヒットの5分の1程度でした。洋画売り上げでは勝てない事情の中、インド市場はインド映画制作をという考えが生まれ、2年前のソニーピクチャーズのインド映画制作Saawariyaからはじめ、現在いわゆるホリーウッド大型スタジオがインド映画に投資をはじめました。本作品のCCCはそのうちの最新作品となります。制作面は完全にインド側にお任せです。言うまでもなく、まだ全体の2-3%程度ですが、世界2位の映画視聴国のインドなので、無視はできない市場で、増えていく見込みです。自国映画制作のみでも自国の映画制作、配給や上映産業が成り立っていられる世界で2カ国のみのアメリカとインド、どちらも映画とエンターテーンメント産業に力を入れ続け、この間のインドRelianceがスピールバーグ監督のDreamworksに500億円以上の洋画共同制作のための出資を含め、今後より活発で相互的な交流になっていく見込みです。
2009年1月公開予定の大型共同制作Chandni Chowk To Chinaは米ワーナーとインド国内映画制作会社の共同制作品です。舞台はデリーからはじめ、中国まで続くアクション・コメディ物語。制作スタッフは言うまでもなく、監督からはじめ全員がインド映画制作会社からで、上映まで全ての技術チェックもインド国内で行われます。予告はこちら米アップルのHPにも観られ、ハイビジョン画質で観られます。アップルHP直接リンクは以下のとおりです。
本ページの右側の「TRAILER」というところから画質レベルを選択できます。どれもハイビジョンですが、最も早く開くのが480p版です。超高画質なのが1080pです。
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関連情報:米ワーナーが上記映画に続け、続けて3本のインド映画の共同映画制作契約を公表しました。上記のような民衆向け娯楽映画もいいですが、最近かなり増えてきたセンス良きのインド映画のような作品も企画してほしいところでしょう。インド映画専門HPより:
Warner Bros India inks 3 film deal with People Tree Films ...
Businessofcinema.com:Dec. 2008
Businessofcinema.com:Dec. 2008
Warner Bros. Pictures India has inked a three film deal with Mukesh Talreja and Nikhil Advani's People Tree Films....
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